PR

空間認識、浮いたボールへの対応

サッカーは3次元にボールが移動します。
浮いたボール、特にゴールキックやクリアーボールなど、3m以上浮いたボールへの対応となると「空間認識」の能力が必要となります。

野球は、ボールが空中に浮いたままプレーするスポーツなので、ゴロを捕球するという目線や体を地面に対応させる事が難しいとされています。

サッカーでもゴールキーパーは腰から下のスピードボールへの対応は難しいと言われます。
フィールドプレーヤーにとっては、浮いたボールを敵より有利な体勢で触る、つまりヘディングやトラップができれば、ボールを地面に落ちつけてパスを展開することができます。

サッカーを始めたばかりの子供たちが苦手とするのが、浮いたボールへの対応です。

ひとつは恐怖心もあります。高く上がったボールを頭でヘディングする事は痛みを伴うので、少年サッカーでは積極的にヘディング練習をしません。

しかし、いったんバウンドしたルーズボールへの対応は、ボールの勢いも弱くなっているので
積極的に対応すべきです。

野球のキャッチボールや、テニスボールを使ってボールを投げ合う事で空間認識がよくなると
言われていますが、サッカーはサッカーでうまくなるべきです。
サッカーボールのバウンドを予測する事もトレーニングです。
サッカーボールを使って親子で空間認識のトレーニングです。

↓図解です(クリックすると拡大します)

大切な事はステップです。
ボールに対して、バックステップしながら対応するとバランスを崩します。

あらかじめ、バックしておいて、前に出ながらボールに対応する「癖」をつけましょう。
最初は、緩いボールでOKです。バックステップしないといけないようなボールを織り交ぜます。

キャッチする練習(キャッチは頭上で)からはじめて、ヘディングできるようだったら軽く合わせる練習をします。効果がある練習方法なので、ぜひトライしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました