~6年生で選抜に選ばれたいとお考えですか? ~
   ■トレセンは4年生から始まります。
 多くの都道府県ではトレセンは4年生から始まります。
 所属チームの推薦で地区トレセンで活動開始されます。 都道府県の4年生トレセン、
いわゆるU10トレセンは4年生のうちに選抜されます。 ほとんどの場合、5年生トレセン
もこのメンバーを踏襲する事が多いようです。
 ということは・・・
(1)4年生で選ばれなければチャンスがないのか?
  いいえ、たとえ4年生で選ばれなくても、U11(5年生)、U12(6年生)で選び直すのが
一般的です。 逆に言うと、将来、U12(6年生)になった時にも活躍できる選手を選考で
きるかという事が課題になります。
  4年生で選抜に選んでも、天狗になって(つまり、選ばれた事に満足して、トレーニン
グを怠る事)しまったり、ホッとしてしまう(つまり、今回選ばれたんだから、5年生、6年
生と選ばれ続けるだろう)というケースがあります。 小学生の1年間は大人の感覚でい
えば、3年分の相当すると思います。 たとえ選ばれなくても、半年間、テーマを絞ったト
レーニングをすれば、クラブのコーチの目にとまる事も十分あり得ます。 また、そのよう
な成長をアピールする必要があるかも知れません。
 


(2)4年生で選ばれるためにはどうすればいいのか?
 3年生までのトレーニングが重要になります。4年生で選ばれるための技術などが身
についているかどうかです。
 私は次の内容は身につけて欲しいと考えています。また、身につけていないと4年生
での伸びが期待できないかも知れません。   
   
    1.10m程度のキックを正確にできること。  
    2.キックはインステップ、インフロント、インサイドが蹴り分けられること。 
    3.ドリブルではアウトサイドを使ったドリブルができること。また、インサイド、
       アウトサイドでの切り返しが両足でできること。  
    4.ターンができること。インサイドフック、アウトサイドフック、ソールを使う、
       クライフターンが出来る、などです。  
    5.ヘディングの基礎ができていること。  
    6.かけひきのセンスを身につけている事。つまり、ボールコントロールだけで終
       わるのではなく、相手とのかけひきを意識しながら、ファーストタッチ、ドリブ
       ル、フェイント、ランウィズザボールなどができること。  
    7.攻守にわたって「ハードワーク」ができること。 
 これはU12で要求されるファクターですが、6年生になって突然身に付くものではなく、
4年生の時に、その基礎を持っていることで、5、6年生でのハードワークの土台を作る
事ができます。
                        
   ■3年生のうちに体験してほしいこと
 
  4年生である程度のスキルを身につけるためには、3年生ですでに高度とも言えるト
レーニングをする必要があるかのような感覚を受けます。 でも、3年生には3年生とし
て体験して欲しい事もあります。
 それは、「団子サッカー」です。
  ボールに触りたい、ボールに触りたい。 相手のボールも味方のボールも自分のもの
にしたい。 そのためにはボールに群がる相手や味方おかまいなく、体の接触を嫌うこと
なく、団子に飛び込む体験が必要です。 その経験をある程度の期間体験することによ
って、「コンタクトスキル」の習得に差がついてきます。
  「体を上手に使う」「体の入れ方」 この土台は3年生での「団子サッカー」で、押したり
引いたり、ぶつかったりという事が「サッカーでは当たり前」という感覚を身につけてほし
いのです。
  3年生であれば、「ボールを自分のものにしよう!」という働きかけで、ボールに対す
る執着心が身についていくでしょう。 さらに、「取ったボールを取られないようにしよう」と
いう働きかけで、集団の中でボールを持っていても、取られるだけなので、集団の外の
スペースにボールを持っていこう。
 こういう意識でのドリブルが生まれます。
                        
                       
     
     ■しつこくトレーニングを続けよう  
 「JFAチャレンジゲーム めざせファンタジスタ」
  http://www.jfa-challengegame.com/index2.html 
  本屋さんに行くとDVD付きブックも売っています。
  [http://tinyurl.com/48cm34](http://tinyurl.com/48cm34)
  もちろん、土屋健二ことケンのジンガ、フェイント、リフティングを練習中の君たちなら
ば、ボールコントロールに自信があると思います。
                      
 
    ■スキルフルな4年生になるために
 1年生~3年生まで、「サッカーは楽しい」と感じさせながら、「サッカーは楽しい、け
ど、キビシイ」 この両面をうまく指導していく事が必用です。 「ハードワーク」を身につけ
るための土台としても重要です。 走り続ければ辛い、でも、ボールを奪ったらこっちの
モノ! こういうメンタル面の土台は、3年生以下でも指導することが可能です。
                     
   ■U10トレセンでは?
  ボールだけの技術でなく、相手の逆をとる技術も必要です。 日頃の練習から「相手
をつけた」トレーニングをすること。相手のプレスもだんだん強くしていくこと。 これで、目
の前の1人ぐらいは簡単にかわせるスキルを身につけて欲しいところです。
 規律面や自出性などは、5,6年生でも身に付きます。
 特に厳しくする必要はないと考えます。 それよりも「自己管理」の基礎づくりが大切で
す。
 自分で用具を準備できること、コーチの話を聞いて、自宅で、実際に行動を起こせる
事。
 土台でありスタートラインのU10世代ですが、よい土台、よいスタートを切るために
は、U9以下で質のよいトレーニングを行うことが必要です。
 この内容をクラブのコーチから聞いている選手は問題ありませんが、「初めて聞く」、と
いう場合は、仲間でトレセンに言いている子がいたら、自分から聞き出せるくらいの積
極性がほしいですね。これは、子供同士がやることです。親ごさんは、じっと見守ってく
ださい。