少年サッカーに限らず、大人になってサッカーを始めた人に共通するのが
グラウンダーのボールをトラップして、ボールが浮いてしまうシーンです。
両足がべたっと地面についていて、向かってくるボールにインサイドを向ける時
地面から足が離れると同時にボールタッチしてしまうか、地面に足がついた状態で
ボールをタッチしている事が多いようです。
次のプレーを考えると、浮いたボールを抑えるためには2,3タッチが必要となり
その数秒の間に敵が寄ってきます。
よいパスを出す、スペースへドリブルするという選択肢は無くなり、スクリーンして
味方のサポートを待つか、スキルがあればターンして敵をかわすこともできますが
相手が寄っている場面ではよほどスピードに自信がなければ振り切ることは
難しいでしょう。
こんな簡単なトレーニングですが、ボールを浮かさないというテーマに絞ってトレーニング
する事で浮かなくなります。
ボールのどこをどのようにタッチすれば浮かないのか。
ボールの下をタッチするという「ラク」をしているから浮やすいという事にも気がつくでしょう。
親やコーチは、速いボールを送ってあげてください。
ボールを待たないで、マーカーの前で、前に移動しながらファーストタッチします。
そのまま駆け抜けてもよいのですが、2名で行う場合は、いったんパスしたらコーンまで
戻ります。
↓図解です(クリックすると拡大します)
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