トルテキというデフェンス強化テキストを配布していますが、ドリブルへの対応方法に悩んでいるサッカー少年が多いようです。
デフェンス能力のアップに効果がある、サッカーのコーディネーショントレーニングを紹介します。
今回は、変換トレーニングです。
変換とは、相手の動きに合わせて、自分の動きを次々に変えていく(変換)ことです。
相手の動きとは、方向、角度、スピードなどですが、急に目の前に現れたり消えたりという動きも含まれます。
また、サッカーでは相手がどのような動きをしようとしているかを見て判断する要素も必要になってきます。
今回は、相手への対応として、距離(間合い)を保ちながら、ステップワークを正確に踏んでいくというトレーニングを行います。
親子でできるトレーニングですが、お子さんがどんなステップを踏んだらOKでどんなステップがNGなのか、動画やDVDを見て、教えてあげて下さい。
ポイントは、クロスステップです。
これが上手く踏めるか踏めないかという能力で、デフェンスの能力がわかります。
小学生のうちに、正確にステップが踏めるようになっておくことは大切です。
コーディネーショントレーニングは大人になっても伸びますが、小学生のゴールデンエイジの時期は、覚えやすい時期と言えます。
図解です(管理人作成)
サイドステップからクロスステップへの切り替えがポイントですね。
デフェンスですから足をそろえないこと、サイドステップでジャンプしないこともポイントです。
このステップが出来るようになると、デフェンスでは相手に抜かれにくくなります。
落ち着いてボールを見ることが出来ると、相手の足からボールが離れた瞬間にボールを奪い取ることも出来ます。
小学4年生以上なら十分に理解しながらトレーニング出来ます。
コメント