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【少年サッカー】JFA公認D級ライセンスを手にした初めてのお父さんコーチが心がけること

さて、今日から3月ですね。あっという間に新年度、新シーズンがやって来ます。
チームの準備もさることながら、指導者も準備をしないといけません。

まず、最低でもライセンスは取っておきましょう。

お父さんコーチライセンスと言われる「D級」ライセンスから取得する方が
多いと思います。

コーチも新年度の準備をしよう

D級ライセンスはライセンスの入り口です。

サッカー指導について体系的に「知る」ことが出来ます。
試験ですけど落ちることはないでしょう。

D級を取ったからベンチに入る要件を満たしただけで
指導力がついたわけではありません。

サッカー指導というドアを開けて中を覗くことができました。

しかし、そこから先は興味と好奇心と行動力とお金と家族の理解と何よりも

情 熱

が必要です。

指導出来るようになるには「C級ライセンス」が必要でしょう。

なぜなら、指導実技があるからです。
下手なら落とされてライセンスがもらえません(笑)

コーチがコーチをコーチする

皆さんのチームにはコーチは何人いますか。

もし、先輩コーチ、上級ライセンスコーチがいたらきっと新米でコーチを始めた時にコーチのやり方をコーチされたことと思います。

サッカー経験があるからサッカーコーチがつとまるかというとそうはいかないのがサッカーコーチの奥深いところです。

 

先輩コーチが新米コーチを指導する時に、開口一番に

「サッカーが出来ることと教えることはまったく別ものだよ」

と言われるのではないでしょうか。

 

1年以上経験された方はわかると思いますが

 

「子供たちがなぜ出来ないのかわからない」

こういうセリフが出てきます。

自分たちも子供の頃は最初から出来なかったはず。
だけど出来ない時の苦労を忘れてしまう。

「こうやるんだよ」

とデモンストレーションしても、なかなか伝わらないものです。

例えばインステップキックで足首を伸ばす時に

「足の指でシューズの中敷きをギュッと押してみよう」

とか

インサイドキックで足首を固定する時に

「足の指でシューズの内側を押してみよう」

とか

間接的な動きで型を伝えると上手くいくこともあります。

 

インサイド、アウトサイドを交互に使ってドリブルする時も

「足の親指と小指で交互にボールをタッチしよう」

と言うと、なんとなくインサイド、なんとなくアウトサイドという事を避けることが出来ます。

このような「引き出し」を増やしていくことが子供たちがわかりやすいコーチングにつながっていくと思います。

D級ライセンスのテキストの使い方

取得したD級ライセンスの使い方ですが、コーチどうしの共通語、他チームとの共通語の手引として使ってみてはどうでしょうか。

例えば、ボールを持っている相手へ近づくことを「アプローチ」と言います。

しかし、コーチによっては、ボールに「寄せる」と言う人も多いでしょう。

また、プレッシャーをかけろ!と言うこともあるでしょう。

このようなバラツキは選手にとって悪影響になることもあります。

サッカー用語、サッカー指導用語が自然と出るようにしてみましょう。

そして、慣れて来たら、自分の言葉に置き換えると自分のものになります。

アプローチと言う言葉が理解出来たら、パスコースを切りながらアプローチして見ようとか

変化を加えることも出来ます。

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