■大切な小学3,4年生の時代
こうして考えると、U12のサッカーはU10で決まるといっても過言ではありません。U10
で基礎がためをするためには、3年生に何をするべきか、という課題が生まれます。
■低年齢に対してもスキルが要求されています。
3年生でスキルを身につけるためには。その前に何をすればいいか。
1.サッカーの動きができるためのコーディネーション
これは、サッカーの複雑な動きをするためには、サッカーのミニゲームだ
けでは身につけることが難しいので、「コーディネーショントレーニング」を
行って、ボール練習や相手ありの練習でも体を上手に使う土台を作るこ
とです。
2.鬼ごっこを見直してみませんか
ビブスを腰のあたりに挟んで、お互いのビブスを取り合う。
いわゆる「しっぽトリ」のトレーニング。
この遊び感覚のトレーニングで、身に付くことがあります。
(1)攻めに出る気持ち
(2)背後の気配を感じ取ること
(3)ビブスを取られずに相手のビブスを取る、かけひき
(4)連続して、ビブスを取りに行く「積極的な姿勢」
(5)とられて悔しい、とって嬉しいという勝ち負けと成功体験
(6)回りを見ておいて、鬼の居場所を判断して、かけひきする。
3.相手がいる状態でもいない状態でも慌てないでプレーできる。
これは難しいかもしれませんが、自信がついてきてはじめて 「かけひき」
ができると思います。スキルの多くは「かけひきに使うもの」という土台
と、サッカーではボールを持っていると相手が必ず取りに来るスポーツな
ので、取られないたには、ドリブルのスキルを磨くことと、回りを観る能力
を身につけるしかありません。
また、相手が近づいてくるのが当たり前で、この相手とかけひきするこ
とがサッカーだという事に気がついて欲しいものです。
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