ドリブルしている味方に対してパスコースを作ってサポートする方法を考えてみましょう。
ドリブラーへのサポートというと「逃げ」というイメージがあるかも知れません。
ボールを奪われないためのサポートは「逃げ」ではなく、「攻め」つまり「攻撃です」
しっかりサポートしてボールを運びましょう。
相手ゴールに向かってボールを運ぶことが「攻撃」です」!
パスコースを作ってサポートする方法
攻撃のイメージを見てみましょう。
相手ゴールに向かってドリブルしています。
相手チームのディフェンスが寄ってきました。(赤)
さて、青の味方はどのようなサポートをすればよいでしょうか。
サポートで幅と深さを作る
このドリブラーに対するサポートを考えてみます。
前、横、後ろ。2人がサポートするならどれでしょうか。
まず、横からのサポートが思い浮かぶでしょう。
相手ディフェンスからボールを遠ざけるためには、右サイドでのサポートがいいですね。
前はどうでしょうか。
ディフェンスラインでボールを受けるということは「サポート?」でしょうか。
いやいや、それはサポートではないですね。
パスも難しいものになります。
横パスのコースを切られたら・・・・
後ろしかありませんね。
これが「深さ」です。
三角形を作ってサポートする
2人でサポートすると、ボールを持っている選手を含めて
三角形が出来ました。
この時、相手ディフェンスは横パスを警戒しますね。
ドリブラーへプレッシャーを与えつつ、パスも警戒する。
ここでは相手ディフェンスが2人ですが、もっと増やさないと対応出来ません。
相手ディフェンスが増えるということは、選手が前線から戻ることになります。
相手チームがいろいろと判断しなければならなくなるわけですね。
サポートというボールを持っていない人の動きで、相手チームを撹乱出来るなら
どんどん動くべきです。
サポートのコツ
ここで、サポートで大切なことを整理します。
1 仕掛けること
ボールを持ったら相手ゴールに向かって仕掛ける事が一番大事です。
相手ディフェンスを動かすためにはゴールに向かうことが必要です。
キープする気だな、と読まれてはいけません。
相手ゴールに本気で向かうから、サポートが活きてきます。
2 ポジショニング
ボールを持っている味方に対して、近づき過ぎてもダメ
遠すぎてもダメです。
ポジショニング、位置取り、距離を調節することが大切です。
3 意識と気づき
サポートが必要な場面であることを判断することが大切です。
味方がボールを持っている時には常にサポートを心がけることです。
まとめ
サッカーを始めたばかりの小学生の頃には、味方からボールをもらいたい一心で味方に近づくことが多いものです。
これは実はサポートとは言わないのですね。
近づくことで、相手ディフェンスは守り安くなりますし、カットしやすくなります。
ここを我慢して、ボールを持っている味方から「離れること」を覚えるとサッカーが上達します!
パスで攻撃するなら、味方から離れること。
ドリブルで攻撃するなら、味方の後ろにつくこと。
これがポイントです。
レッツトライ!
コメント