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JFAテクニカルニュース29号より その1

クロード・デュソー氏に、布啓一郎技術委員会副委員長が
インタビューした記ことが掲載されています。
3年間にわたりJFAアカデミーを指導したデュソー氏は日本サッカーと
育成についてどのように見ていたのかまとめています。
テクニカルニュースを購読されていない方に、要約してお伝えします。


●日本には良い選手がいる
デュソー氏はこう言っています。ただし、良い選手が少ないとも言っています。
それは、良い指導者がまだまだ少ないからとも言っています。
デュソー氏がエリートプログラムとして育成した少年達が、現在のU16日本代表に
5,6人いることから判断しても、良い選手を良い指導者が指導することにより良い
選手が育っていくという確信の持っているようです。
インタビュアーの布氏が
「良い選手とはどういう選手か」と具体的に聞くとデュソー氏はこう答えました。
「ダイナミックさ」「俊敏性」「柔軟性」
「長い時間走ることができるということ」「クオリティ」
これを読んで私が常日頃考えていることに気がつきました。
それは「ダイナミックさ」という点です。
トレセンを指導していると、ダイナミックな選手は目立ちます。
ダイナミックなプレーをする子は、テクニックを吸収し、活動量も多く、結果として
サッカー選手として伸びます。
ダイナミックにプレーすることが日本人のポジティブな面であるとデュソー氏が
とらえていることから、ダイナミックなプレーを引き出すことが我々コーチの役割の
ひとつではないか、とも考えています。

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