小学生のサッカーの試合では、トラップが大きくなってしまって
相手に奪われるという場面をとても多く見ます。
トラップは足元にピタッと止めればいいものではなく
次のプレーがやりやす場所に置くことがポイントです。
ロングキックするなら、やや遠い場所に置く
相手が近くにいるなら、相手がいない方向で、すぐに触れる場所に置く
鈴木陽二郎さんの「ピタッと止めるコツ」
鈴木陽二郎さんは、キックやトラップについて独特の理論を持っています。
スクールでは、キック教室を開いて好評を得ています。
お互いにキックを練習する時に、相手のボールをトラップする技術は
欠かせません。
まず、この動画をご覧ください。
トラップもキックも移動の延長線上
鈴木陽二郎さんの理論は、トラップもキックも移動の延長線上だと
説明しています。
僕は、小学生の低学年で始めてサッカーを指導する時に、キックの方法を
「軸足をボールの横に置いて・・・」とやっていました。
鈴木理論からすると、これはダメってことです。
蹴り足がボールに当たること、蹴り足を振る方向が相手の方向になること。
軸足で踏ん張ること、体重を支えること、バランスを取るという概念が
サッカーのキックを覚える時には「じゃま」だと言うことに気づきました。
パス練習では足踏みをする
子供たちはトラップの瞬間に
「足を出す」
ので、ボールを弾いてしまいます。
走りながらのトラップだと、なおさら足が前に出てしまいます。
なので、足を出さないでトラップすることがコツと言えます。
そのためには、足踏みをすること、その場ステップをすることです。
ボールが来た瞬間に足が浮いていれば、ボールの勢いを吸収できます。
足を地面につけたままボールに当てるとバウンドしてしまいます。
意識して足を浮かそうとするとボールがすり抜けます。
だから、足踏みなんですね。
やってみると面白いほどピタッと止まります。
レッツトライ!
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