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ボールが蹴れるようになった頃に気をつけたいこと

小学5年生ともなると、キックが飛ぶようになり、インステップキックや
インフロントキックで、ミドルパス(およそ25m)を蹴り始めるようです。
8人制サッカーといえど、タッチラインからタッチラインの距離は50mです。
コーナーキックでファーポストを狙うためには、30mのキックが必要ですね。
さて、少年サッカーでは、ボールが蹴れるようになると、ちょっとした落とし穴に
ハマってしまう子がいます。
例えば、デフェンスの子の場合には、クリアーにキック力を活かすことはよいと
言えますが、ハーフウェイライン付近からトップの選手目がけて、ライナー性の
ボールを蹴ることは、トラップする仲間の事を考えていないと言えます。
相手のフォワードの頭を超えるような高さのボールを蹴る、いわゆる
「ダイレクトプレー」でトップに当てるのであれば、話は別ですが、クリアーとも
パスとも言えない「縦の放りこみ」で攻撃している気持ちになってしまう・・・
実際は、仲間に渡らないで、相手に跳ね返され、そのボールは相手ボールに
なってしまい、不利になることも多いものです。
↓図解です(クリックすると拡大します)

tatenikerudake

チャンピオンズリーグで魅せたバルセロナのように、相手に奪われない事が
攻撃につながり、シュートを打たせないという守備でもあるという考え方から
すれば、「マイボール」という、ボールを大事にする考え方を少年サッカーのうちに
身につけて欲しいものです。
ポゼッションするだけのサッカーでなく、縦にボールを運ぶためにポゼッションすると
いう回し方ですね。
パスの本数に加えて、シュート数も増えることが、テクニックの向上につながると
考えます。

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