本の紹介です。
以前、村松尚登氏の本を紹介しました。
FCバルセロナスクールの現役コーチが教えるバルサ流トレーニングメソッド
その村松氏が次の本を出しました。
テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?
日本選手のテクニックは世界的にも評価されていますね。
特にミッドフィールダーとしては、中村俊輔、松井大輔タイプが日本人スタイルと言えるでしょう。
日本は世界にミッドフィールダー輸出国を目指すべきだ。
というコメントを聞いたことがあります。
テクニックの秀逸さをストロングポイントとして、サイズのデメリットをカバーしよう
という考え方ですが、中村俊輔は戦術とスキルを融合させているから評価されている
のであって、スキルだけが評価されているのではないと考えます。
テクニックが素晴らしい選手はこれまでも多く輩出してきましたね。
でも、チームとして、サッカーとしての戦い方はどうでしょうか。
少年サッカーを指導していて、少年サッカーの試合を見ていて感じることは
個の育成、個人技術を育てるという事は大切な事ですが、
サッカーというゲームを感じているか?というところに疑問があります。
テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか
こういうタイトルですが、勝てないわけではなく、サッカーの仕方のレベルが
トップレベルに達していないと言えるでしょう。
ずばり、2010ワールドカップ出場を決めた日本代表の立ち位置を指摘している
本だと思います。
さらに、将来を担うサッカー少年に関わる保護者や指導者も一読の本です。
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