小学生のサッカーは4種です。
ちなみに3種は中学生、2種は高校生、1種は成人です。
そのような年齢区分に合わせて、指導者ライセンスも段階的になっています。
まず、小学生のお父さんコーチのライセンスはD級になります。
ライセンスは都道府県サッカー協会が主催する講習会や研修会を受講することで資格が得られます。
講習会に欠かせないものがテキストです。
このテキストは公認指導者資格を持つ人でないと入手することが出来ません。
一般書店では販売されていません。
なので、ご覧になりたい方で指導者でない方は所属するチームのコーチに見せてもらうしかありません。
2020年の指導指針
ことし(2020年)の指導指針のテキストはこのような表紙です。
C級ライセンスの指導教本です。
D級ライセンスの指導教本です。
2020年版ですが、私が最初に手にしたものは2007年版でした。
JFA U12指導指針 2007版 財団法人 日本サッカー協会発行
私が最初に手にしたテキストはこれです。
JFAの公認D級、C級コーチのテキストとして、おススメブックに上げたいのが
JFA U12指導指針 2007版 財団法人 日本サッカー協会発行
学校教育の「指導要綱」のような位置づけです。
内容はサッカーの技術向上はもちろんですが、オフザピッチの重要性も表現されています。
特にサッカー少年を持つ、お父さん、お母さんにとって「思い当たるなあ」という内容もあります。
ビギナーコーチ、ベテランコーチそれぞれに参考になります。
今後、このブログでは、主だった内容を分かりやすく解説していきたいと思います。
この頃は、U12の他に、2歳刻みで指導指針が発行されています。
コーチとしては、U10、U12、U14を持っていれば小学生のサッカーには十分対応できると思います。
U12を中心にU10とU14の内容の一部がラップしています。
昨年更新されたU12指導指針ぜひ入手してください。
1050円で日本サッカー協会へファックスにて申し込めば誰でも購入できます。
この内容で1050円は安いですよ。なかなか、よい事が書かれています。
2020年現在は指導者しか購入できないようです。
裏表紙には次の言葉が印刷されています。
「個を伸ばす 大きく育てるために今すべきこと」
初めて手にする方のなかには、この内容が理解できない方もいらっしゃると思います。
ライセンス所有者向けや講習会受講者向けに基本的知識があることを前提に書かれています。
まったくのコーチング初心者や保護者の方々には「どういう意味だろう」「文字ばかりだ」と思われるかもしれません。
多くのライセンス所有者は、この指導指針をある程度踏まえて、現場のコーチングやトレセン活動が行われている(はず)です。
サッカー少年少女の保護者は指導者側がどんな方針で指導しているのか気になるものです。
個人的な見解なのか、チーム方針なのか。
それとも公認資格を持っている以上はサッカー協会の指導指針に従っているのだろうか。
これを読むことで、保護者にとっては「傾向と対策」にはなると思います。
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