今月のテーマは「動いてワンタッチパス」です。
ワンタッチパスとは、ダイレクトパスのことですが、ここでは、クサビパス、ポストへのパスをイメージしてそのパスを落とすという場面を想定してください。
フォワードが、相手ゴールを背にしてボールを受ける時、相手デフェンスがフリーにしてくれることはありません。
マークされているので、味方からボールを受けるときに相手デフェンダーを振り切ることが大切です。
その振り切る方法ですが、クサビ役、ポスト役はあまり動いてしまうと味方のターゲットになりにくくなります。
「いつもあの辺にいる」
そんなイメージを味方に持ってもらい、縦パスを受けます。
クサビのパスを受けます。
このパスの処理は、味方に確実に渡す工夫をする必要があります。
シュートのラストパスになるかも知れません。
サイドへの展開の起点になるかも知れません。
確実さ、正確性が要求されます。
つまり、味方にやさしいパスです。
このようなドリルを居残り練習や、自宅で行ってみましょう。
相手を付けたほうがリアリティがあります。
相手デフェンスに対し、体をぶつけ、ボールに寄るタイミングを遅らせます。
ファウルではありませんが、もし、プッシングすればファウルになります。
ファウルにならないコンタクト方法を知りたい方はメールください。
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練習の様子です。
水色は、青からボールを受けるときにピンクの敵に対して、体を当ててからボールを受けて、青に対してやさしいパスを出します。
フリーだったらカンタンなプレーですがテキのプレッシャーを跳ね返して確実にボールを味方に渡すこと
そのためには、テキの自由を奪うことです。
コメント
我が子の身体が大きい為、相手とボールの間に身体を飛び込ませた時、相手が吹っ飛び、ファールを取られる場合があります。
手を使ってる訳でもなく、見た目ファールではないと思うのですが、身体の接触箇所に秘訣があるのでしょうか?
ファウルにならないコンタクト方法を是非、教えてください。
田中さん
NABOです。
小学生も6年生ぐらいになると、体格の違いが大きくなりますよね。
正当なチャージでも、「過剰なチャージ」とみなされファウルをとられる場合が
あるようです。
相手とボールの間に体を割り込ませる時に、背中が相手に当たっていると
ファウルになりやすいですね。
上半身を当てるのではなく、腰から下だけをボールと相手の間に
割り込ませるだけでも、体格を生かしたボール奪取が可能かと
思いますが、どうでしょうか。
また、相手に当たってからボールをマイボールにするのではなく、
相手が触れない状態を作ることを意識してはどうでしょうか。
相手がボールを触りたくて体を寄せてきて、バランスを崩すのであれば
ファウルは取られないはずです。
このふたつを意識してみてくださいね。