サッカーの攻防は裏を奪い合うこととも言えます。

ディフェンスは裏を取られないようにラインをあげる、下げるという事に 集中します。

裏を取られないようにするなら、最初から引けばいいのですが、そうすると 中盤にスペースが出来てしまいます。

攻撃側からすると、相手ディフェンスを引き出して裏に出来るだけ大きなスペースを 作ることがチャンスになります。

チームレベルでは難しいですが、個人レベルや2対1という少人数で出来るトレーニングが あるのでぜひ参考にして下さい。

攻撃が青です。赤の裏を取る動きについて考えてみましょう。

この状態でパスを受けるよりも、裏にパスを出してもらうことを考えます。

urawotoru01.jpg

相手が前に出てこないとパスを出されても、相手が先に追いついてしまいます。 そのためには相手をいったん、前につる必要があります。

横パスを受けるフリをすることで、相手の重心が前にかかった時、そのタイミングが 前に抜けるチャンスです。

urawotoru02.jpg

ここでの判断は、相手がつられない時は、無理をして裏にパスを出さないという事です。

今日の本題は「アプローチ」です。

サッカー用語でアプローチという言葉は主に練習で使われます。

小学4年生で、アプローチという言葉をはじめて聞くという場合は、チームで は別の名前を使っているかも知れません。

「素早く寄せる」

という事なんですが、「寄せる」とか「プレスをかける」という言葉なら イメージが沸くと思います。

このアプローチなんですが、試合に出ている選手なら「意味」をしっかりと 理解して欲しいと思います。

なぜかというとサッカーの試合で

アプローチ=ボールを取りに行くこと

と勘違いしている子が多いからです。

取っちゃダメという事ではありません。アプローチした結果に取れるなら それでOKなんですが、取りに行こうとして寄せることと、寄せて相手に 自由を与えないということは、別なんです。

3年生以下・・・・いや、3年生でもアプローチは覚えて欲しいです。

2年生以下なら、元気よく相手のボールを取りに行こう!という事でいいと 思います。

4年生以上なら、(この時期の4年生はもうすぐ5年生ですよね)理解して 下さい。

素早く相手に寄せることまではOKですよね。

では、「いつ」寄せますか?

相手の足もとにボールがある時に、猛ダッシュして寄せるというシーンを 見ることがあります。

相手をフリーにしちゃいけない!

その通りですね。 じゃ、聞きますね。

そのスタートをもっと早く切れませんか。

「うん、早めにスタートを切ればいいんんだよね」

その通りです。

「じゃ、早めにスタートを切って、素早く寄せよう、いいアプローチを しよう」

こう言われて、子供たちはイメージが沸くでしょうか。 物分りがよい子は自分でつかむかも知れません。

でも、ボールばかり見ていると「早いスタート」は切れないので、そこは お父さんなり、コーチなりが、サッカーの仕組みを一緒に考えてあげると よいと思います。

教えるのではなく、一緒に考えるというところがミソですね。

パスは人から人へ渡るものです。 ボールは一瞬では移動しません。 ボールが移動する距離が長ければ長いほど時間がかかります。

距離と時間。

これ、キーワードです。

サッカーは距離(いいかえればスペース)と時間の奪い合いとも言えます。 これは、少年サッカーでも国際マッチでも理屈は同じです。

スタートを切るタイミングという話をしましたが、一番早くスタートが 切れるのはどのタイミングでしょうか。

approach01.jpg

AからBにパスが出る時、C君はこう考えます。

「このボールはBにパスが出そうだな、ボールに蹴られたらBに素早く 寄せよう、上手く行けばインターセプト出来るかも知れないな」

このように考えられるようになるためには、Aとボールだけを見ていては ダメです。

もっと早くスタートを切るためには、ボールに触る瞬間でしょう。 早すぎると、相手に読まれて、パスを辞めて、Cが動いた逆をとって ドリブルで仕掛けてくるでしょう。

やっちゃいけないのは、アプローチ2のようにボールを追うパターンです。 ボールを追い回して、疲れるだけです。

ここまで、親子で一緒に考えられるといいですね。 答えは言わないで、考えてみることです。

蹴られたボールはピッチの途中で曲がりません、カーブをかければ別ですが。

さて、話を戻しますね。

Bがボールを受けられる状態かどうかまで見ておきます。

上達してくると、Bのマークをゆるくして、わざとBにパスを出させて ボールを奪います。

アプローチというテーマでしたが、ボールだけを見ないことという結論に なりそうですね。

でも、もっと大切な事があります。

それは、Bにすばやいパスが渡ってしまい、前を向かれそうな時に、 猛烈にダッシュしたC君は、Bの動きに対応しなければならないという ことです。

もっと言うと、猛烈にダッシュして、飛び込んで、Bにワンタッチで かわされたら意味がないという事です。

ここで重要なことは、「止まること」

Bが上手くトラップして、C君をドリブルでかわそうとした瞬間に C君は、反転してB君に抜かれないようにしなくてはなりません。

または

パスの方向を制限するように、ゴール側に立って、パス方向をゴール方向に 出させないようにすることです。

アプローチとは、相手に素早く寄って相手の自由を奪うことです。 C君は素早く寄せることで、有利になり、プレッシャーをかけることが 出来ます。

4年生以上のサッカーで、この基本が身についていると、守備であわてなく なります。

「止まるステップワーク」については、まだまだ書きたいところですが このメルマガを読んでいる方でコーチをされている方は、 こちらのサイトをご覧ください。

>>http://soccer-coordination.naotech.info/

試合中の視線や、視野について他の選手は何をどう見ているのか知りたい人は こちらのサイトをご覧下さい。

>>http://link.naotech.info/hukunisi.html

ドリブルトレーニング 中級編~2つのコーンで差をつける方法その2です。

クライフターンをダブルで使って、2人の間を抜くというイメージです。 クライフターンそのものがちょっと難しいという人は、クライフターンを両足でできるように なることからトライしてみましょう。

クライフターンはいくつかのメリットがあります。 ひとつは軸足の後にボールがあるので、相手から軸足でブロックできるという ことです。

ただし、背後でボールを扱うのでボールを見ないでタッチできるようになる必要が あります。

また、足首のインサイドや足裏でボールを引くボールタッチの正確性が必要なことと 基本的に足首の柔軟性が必要になります。

軸足でしっかりとバランスを取ることが大切です。 そして、このメニューでは相手がどう動くかというイメージを持つことが大切です。

ボールコントロールだけでなく、ボールを動かすことで相手がどういう反応になるのか。 チームの練習で何度か試して見るとよいでしょう。

サッカーはボールを扱うことと相手の動きの逆を取ることの両方が必要です。 このクライフターンダブルが実戦で使えるようになるためには、練習でたくさん失敗を 繰り返すことが必要です。

2つのコーンを使った練習で仲間に差をつけよう!

クライフターンをダブルで使って2人の相手を抜くというドリルです。 クライフターンが両足でできることが前提になるので、中級編の中でも難度が高いです。 コーチのデモンストレーションどおりにJSCCHIBAのジュニアの選手たちは・・・ 川島監督のアドバイスに注目です。

詳しくはこちら>>http://link.naotech.info/dorityukyu.html

DVDを見ながら練習する時の「補助テキスト」を作成しました。 このサイトから購入された方に無料で差し上げますのでこちらのフォームから お申し込みください。

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定評のあるJSC CHIBAの川島監督監修のドリブルDVDシリーズの中級版がリリースされました。 さっそく、実践練習してみました。

中級編のポイントは、相手を想定すること、それも1人ではなく、2人。 この動画の続きでは2人目の動きについて、川島監督が解説しています。

子どものサッカー上達にお悩みの指導者、保護者の皆さんへ

サッカー経験が1年以上の中級者に、初級者と同じ練習内容を 与え続けていては、ステップアップは時出来ません。

でも、どんな練習をすればいいの...?

ジュニア指導歴25年、1,500人を超える子どもたちを指導した JSC CHIBA代表 U-12監督「川島和彦(かわしまかずひこ)」が 子供たちをメキメキ上達させる「ドリブル指導の極意」を遂に公開!

"1,500人以上の子どもを指導してわかった"試合で活躍できる 選手を育てる「サッカー指導の秘訣」とは...?

詳しくはこちら>>http://link.naotech.info/dorityukyu.html

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