1対1のトレーニングです。
ここでは、ネット付のミニゴールを使用します。
ネットにシュートすることが大切なんです。コーンゴールだとすり抜けてしまったり
コーンの高さよりも高いシュートの判定でもめたりします。
ネットを揺らす事が、サッカーでは「快感」なんですね。
子どもも大人も共通です。
オススメはこのゴールです。
1対1のゲームで、ゴールに触れても、スライディングしてゴールに
ぶつかっても怪我をする心配は少ないです。
このゴールを使って、1対1の練習をします。
ゴールは背中合わせに置きます。
ゴールの間も通れるように、1m程度離します。
ゴールから約10m程度はなれた位置からスタートします。
コーンを2本使用して、お互いにコーンの頭を手でタッチします。
コーチがコーンの間からボールを蹴ったらスタートです。
まず、1対1の攻防ですので、相手にボールを触らせないように
体を入れます。
☆この練習では、左右の位置を1回ごとに変えたほうがよいです
体を入れて、スピードで振り切ってシュートをしても、ブロックされるはずです。
フェイント、ターンを駆使して、相手をずらす工夫をします。
この練習の前に、ターンの練習、フェイントの練習をしておくとよいでしょう。
この練習ではグリッドは指定しません。
遠回りすれば非常に疲れます。効率よくターンをすることを
自然に覚えるはずです。
心肺機能を高める練習にしたい場合は、コーチはボールを遠くへ蹴りましょう。
どちらかのゴールマウスに向かって蹴っても良いでしょう。
1対1の攻防の中で、ターン、ダッシュ、緩急の変化、正確なキック、相手と体を
入れることなど、さまざまな要素が入っています。
練習のある日は1度は取り入れたいメニューです。
この応用として、2対2も面白いです。
方法は一緒です。
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味方同士がゴールを挟んで、ゴールの上をふわりと浮かせるような
パス交換をヘディングで決めるなど、ゴールの上の空間もスペースとして利用するという発想を引き出します。
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