コラム

野々村さんは、コンサドーレでプレーをしていましたが 少年サッカーの指導や、発掘の活動も盛んに行っています。

理論派ノノさんが、セレクションで才能を発掘するノウハウが ノノさんの口から聞くことが出来ます。

私もトレセンのセレクションを行っていますが、ノノさんの考え方には なるほどと思いますよ。

「全く才能が無い子でも一流選手になるための唯一の方法」より

続きは、「全く才能が無い子でも一流選手になるための唯一の方法」よりの、2枚目の最後に収録されています。

ナボコーチのメールサポート付きなので、一流選手目指して頑張ってくださいね。

日本代表がウズベキスタンに1-0で勝ち、4大会連続の本大会出場を決めました。
深夜の放送でしたが、テレビで興奮したサポーターも多かったことでしょう。
私も終盤間際のピンチの連続にはまばたきも忘れるほどでした。

試合を見ていて思い出すのはドーハの悲劇でした。
ロスタイムからクロスに合わせられて失点したイメージです。

ウズベキスタンの選手は全員がフィジカルが強く、タフでした。
クロス一本からゴールを奪えるシーンが連続しました。
10秒あれば1点が入ってしまいます。

日本代表は中盤を支配されながらもパスの出どころを必至に抑えようと走り回り
中村俊輔さえも90分持たないほどでした。

90分走り切る事よりも、ワンプレーに全力を尽くすという気持ちの表れだったのでしょう。
他の日本代表選手が守備に行かないような場面でも必要にチェックに行く場面は、
メンタルの強さを見せつけていました。

マスコミの記事でもメンタル的な収穫があったとコメントしています。


以下、(「メンタル的に収穫があった」中村俊輔=サッカー日本代表(スポーツナビ) より引用)


 サッカー日本代表は6日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6戦、アウエーのウズベキスタン戦に臨み、岡崎のゴールで1-0と勝利、4大会連続のW杯本大会出場を決めた。
 以下は、試合後の中村俊輔(セルティック/スコットランド)のコメント。


「日本のグループが楽だったとかあるかもしれないけど、相手だって必死だし、簡単な相手なんていない。その中で監督をはじめ、選手も頑張ってきたと思うし、その成果が出た。またすぐに次に進まないといけないとは思うけど、まあひとまずは。


(審判の判定について)試合中、ハーフタイムもそうだけど、ストラカン(セルティック監督)がよく言うのは、審判がどういう人であれ、やるしかないと。だけど、不可解なファウルがほとんどだったから、その中でこっちがジャッジに左右されず、動揺せずにプレーできて勝ち点3を取ったことは大きい。連動してどうこうとか、そういうのはあのジャッジじゃ無理だから。今日の試合は参考にならない。逆にファウルを取ってもらえないし。


 前の方で残って、自分のプレーを見せればチームに貢献できるというわけではないというのは、外(海外)に行って分かった。今日もスライディングとか、8番(ジェパロフ)に対して長友が最初に当たりに行って、(その後で)おれが行ったり、そういうことをしていかないと勝てないから。そういう意味で、後から入ってきた人も、自分のプレーをしてリズムを作りたいのは分かるけど、チームの状況が攻め込まれているんだから、守備から入りつつ、自分たちのペースに持っていかないと。
 今日は戦術がどうこうとか、そういう収穫よりも、ああいうレフェリー、アウエーの状況、いいサッカーはできなかったけれど、その中で勝てたというのはメンタル的に(収穫が)あったと思う。


(来年の本大会に向けて)この1年で個人の能力が、例えば足が速くなったりはしないから、今までやってきたことの質を高めることと、あとはもっと強い国と(試合を)やってみると課題が出てくると思う。全員がそういう方向(W杯ベスト4)を向いてイメージできればいい」


引用はここまでです。

クロード・デュソー氏のテクニカルインタビューVOl.2

3月末にJFAよりコーチ向け冊子テクニカルニュース第30号が届きました。

前回に引き続き、布氏のインタビュー内容を紹介します。

(1)足の裏禁止

サッカーのトップレベルでは、足の裏を使うことは極めて少ないので、 育成年代では禁止すべきとの意見でした。

布氏は、全面否定する事はないのではないかと言うと、クロード・デュソー氏は 確かに全面否定する必要はないだろう、しかし、子供たちを見ると、あまりにも 足の裏を使い過ぎる。 禁止にしたところで、使うであろう。禁止にすることで使う回数は減るはずだ。

つまり、布氏はクロード・デュソー氏が「足の裏禁止」というと、背景にある意味を 知らずに禁止という言葉だけが広まってしまう事を恐れているわけです。

足の裏を使うことが有効で、ワールドカップでも多く使われているなら別であるが、 わずかの選手が数回しか足の裏でのプレーを見せていない。 つまり、試合では有効でないという事のようだ。

さらに、クロード・デュソー氏は、子供達に禁止と言っても、足の裏を使うに決まっている。 そこを見越して、禁止にすれば、回数が減るだろう。という意味をもって「足の裏禁止」 と言っているわけである。

コーチは、その事情を知った上で、足の裏を使って不利になった局面をとらえて 指導すればよい事であるという。

布氏は、日本人の性格から、「禁止」としてしまうと、プレーそのものに消極的になってしまう のではないかと言っている。

これに対しクロード・デュソー氏は、有効だと思えば使えばいい。 白か黒かを決めるのではなく有効か有効でないかで判断すべきである。

使ってみて有効ではないと思うことが大事という意味の事と、プロの試合では 少なくとも有効なプレーとして扱われていないと言っている。

布氏は、日本人に対しては、このようなことはしっかりと説明してあげる必要があると、 日本人の性格や国民性をよく観て、進めていく必要があると言っている。

(2)年代にこだわり過ぎないこと

布氏によると、日本の指導者には、何歳にはどのようなトレーニングがよいかという質問が多いという。

子供も大人もエクササイズの内容は同じであり、スピードや強度が違うだけである。 目の前の選手にあったトレーニングを行うことが大切と指導者へ向けて発言している。

これは、布氏もそう感じているらしく、トレーニングするコーチの資質が問われる現代サッカー では、非常に大切な事といっている。

クロード・デュソー氏は、19対0で勝っても得るものはない。 緊迫したゲームにこそ得るものがあるので、そのような環境を作る必要がある。

布氏はこれついて、そのようなゲームで守備の大切さを知るのではないかといっている。

子供達がうまくなるためには、指導者も選手もフットボールを理解すること。

その確認する場所がゲーム、つまり、試合であるという。

最後にクロード・デュソー氏は、昔のイングランドはロングキック主体のサッカーをしている クラブが多かったが、現在は、そのようなクラブは勝てなくなっている。 イングランドは、ある時代に方向転換をした。それは不安もあったが、将来性もあった。 方向転換しなかったのは「戦う姿勢」だけだったとも言っている。

このインタビューで大切な事は、足の裏の事やトレーニング方法の事よりも、サッカーをする という事はどんなことなのか。

選手にも、チームにも、そして日本においても、「有効な事をする」こととは何か。を考える事が 必要だと感じた。

そして、何が有効かという判断は、世界のトップレベルのゲームの中に見ることができる。

そう感じた。トップレベルのゲームから何も感じないか、何かを感じ取れるか。

サッカーは世界のスポーツ。われわれは居ながらにしてテレビでトップレベルを観ることができる。

そこから、何かを得るためには、得ようとする意欲が必要ではないだろうか。

●フランスの子供たちはもっと走っている

日本とフランスの子供たちのトレーニングとプレーを比較すると、日本人はまだまだ 走る必要があるとデュソー氏は言っています。

日本人も高校生のサッカーでは走る量がアップして、世界レベルに追いつく程だそう ですが、中学以下のレベルで走ることを強化していれば、高校レベルでは世界を追い超す 事も不可能ではないという事です。 小学生高学年から、もっと走れるようにトレーニングしておくことで、成人したときの レベルがさらに高くなるという「底上げ効果」が期待できるし、日本人はそれをすべきと いうことです。

クロード・デュソー氏に、布啓一郎技術委員会副委員長が インタビューした記ことが掲載されています。 3年間にわたりJFAアカデミーを指導したデュソー氏は日本サッカーと 育成についてどのように見ていたのかまとめています。 テクニカルニュースを購読されていない方に、要約してお伝えします。

■はじめに

「JFAチャレンジゲーム めざせファンタジスタ」とは、昨年からスタートしたJFAのプログ ラムです。  いきなりJFAの宣伝?と言われそうですが、そうじゃありません。具体的には次のペー ジをご覧になるとわかりやすいですよ。  こちらにくわしく内容がでています。

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■小さいうちから始めよう

 めざせファンタジスタはU8以上、つまり、小学2年生以上からの内容です。めざせクラ ッキはU8以下、つまり、小学2年生未満の内容です。  このプロジェクトの狙いは、ふたつあります。  ひとつは、外遊びが少なくなった現代では、小学校に上がるまでのキッズ年代で遊びの なかで身につけるべき運動能力を、サッカー的な遊びのなかで、「計画的に」身につけて いこうというものです。  思い当たる事がありませんか。天気のよい日曜日に、自宅でテレビゲームしていたら、 運動能力は育ちませんよね。  外遊びが少なくなった事は、場所も少なくなった事もあげられますけどね

■大切な小学3,4年生の時代     こうして考えると、U12のサッカーはU10で決まるといっても過言ではありません。U10 で基礎がためをするためには、3年生に何をするべきか、という課題が生まれます。

                        

    ■低年齢に対してもスキルが要求されています。

  3年生でスキルを身につけるためには。その前に何をすればいいか。  

     1.サッカーの動きができるためのコーディネーション             これは、サッカーの複雑な動きをするためには、サッカーのミニゲームだ          けでは身につけることが難しいので、「コーディネーショントレーニング」を          行って、ボール練習や相手ありの練習でも体を上手に使う土台を作るこ          とです。        2.鬼ごっこを見直してみませんか                ビブスを腰のあたりに挟んで、お互いのビブスを取り合う。                  いわゆる「しっぽトリ」のトレーニング。               この遊び感覚のトレーニングで、身に付くことがあります。             (1)攻めに出る気持ち             (2)背後の気配を感じ取ること             (3)ビブスを取られずに相手のビブスを取る、かけひき            (4)連続して、ビブスを取りに行く「積極的な姿勢」             (5)とられて悔しい、とって嬉しいという勝ち負けと成功体験             (6)回りを見ておいて、鬼の居場所を判断して、かけひきする。        3.相手がいる状態でもいない状態でも慌てないでプレーできる。          これは難しいかもしれませんが、自信がついてきてはじめて 「かけひき」          ができると思います。スキルの多くは「かけひきに使うもの」という土台           と、サッカーではボールを持っていると相手が必ず取りに来るスポーツな          ので、取られないたには、ドリブルのスキルを磨くことと、回りを観る能力          を身につけるしかありません。              また、相手が近づいてくるのが当たり前で、この相手とかけひきするこ          とがサッカーだという事に気がついて欲しいものです。

  ~6年生で選抜に選ばれたいとお考えですか? ~

   ■トレセンは4年生から始まります。

 多くの都道府県ではトレセンは4年生から始まります。  所属チームの推薦で地区トレセンで活動開始されます。 都道府県の4年生トレセン、 いわゆるU10トレセンは4年生のうちに選抜されます。 ほとんどの場合、5年生トレセン もこのメンバーを踏襲する事が多いようです。  ということは・・・

(1)4年生で選ばれなければチャンスがないのか?   いいえ、たとえ4年生で選ばれなくても、U11(5年生)、U12(6年生)で選び直すのが 一般的です。 逆に言うと、将来、U12(6年生)になった時にも活躍できる選手を選考で きるかという事が課題になります。   4年生で選抜に選んでも、天狗になって(つまり、選ばれた事に満足して、トレーニン グを怠る事)しまったり、ホッとしてしまう(つまり、今回選ばれたんだから、5年生、6年 生と選ばれ続けるだろう)というケースがあります。 小学生の1年間は大人の感覚でい えば、3年分の相当すると思います。 たとえ選ばれなくても、半年間、テーマを絞ったト レーニングをすれば、クラブのコーチの目にとまる事も十分あり得ます。 また、そのよう な成長をアピールする必要があるかも知れません。

 


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